旅行大好きMegです。
最近でこそ京都にも超高額ではないマリオット系ホテルができましたが、それまではリッツカールトン京都、翠嵐、HOTEL THE MITSUI KYOTO、リニューアルしてカテゴリーの上がったウェスティン都ホテルなど、気軽に泊まれる価格帯ではないホテルが林立していました(ウェスティンはそれでもカテゴリー6なのですが、料金は高め)。そんな中で比較的安く泊まれるのがザ・プリンス京都宝ヶ池オートグラフコレクションです。
今回はプリンスホテルのフラッグシップ「ザ・プリンス」を冠する京都宝ヶ池オートグラフコレクションのお部屋の様子をご紹介したいと思います。
1.立地
これが最大のネック。この通り、京都駅からちょっと距離があります。
電車に乗ってしまえば京都駅から20分なので、大した事ないじゃん?!って思っていたのですが、ホテル周辺には何もなく、観光で宿泊するにはちょっと不便かもしれません。
ただ、クラブラウンジもあるし、ホテルでゆっくりするのであれば、コスパの良いホテルだと思います。
京都市営烏丸線「国際会館駅」で下車、出口4-2を目指して長い地下通路を歩いていきます。
出口を出たところ。左の通路は屋根付きなので、雨の時などは便利です。
案内板。右のザ・プリンスを目指します。
屋根付きではない右側の通路。道路の反対側に円形が特徴のザ・プリンスホテルが見えます。
道路から敷地に入って更に奥に進むとエントランスがあります。なんとなく「和」な感じが京都らしいですね。
中庭から見た建物。円形というかドーナツ型です。
2.ホテル施設
ロビーには季節柄立派なお雛様が飾られていました。
一角にひっそりあるパソコンスペースと外貨両替機。パソコンは有料だったと思います。
ロビーラウンジの奥(隣り)にクラブラウンジ。クラブフロア宿泊者とマリオットプラチナメンバー以上の方はお部屋のカードキーで入室・利用できます。
フィットネスルームは、客室をリフォームしたようで、ドアも普通の客室っぽいです。こちらもカードキーで入室。
2部屋続きで、フローリングにマシンが並んでいます。窓も大きくて明るいです。
奥の部屋のマシン。
タオルやミネラルウォーターもありました。
エレベーターは右の黒いパネルにカードキーをかざさないと動かないタイプ。
エレベーター内の天井がオシャレでした!
3.京都にあるマリオット系ホテル料金比較
閑散期より繁忙期に抑えた料金で泊まれるホテルです。
ご参考までに、2021年8月10日2名1泊(税込み)で比較した最安料金を載せてみます。
1.翠嵐ラグジュアリーコレクション(カテゴリー8) 89,096円
2.ザ・リッツ・カールトン京都(カテゴリー8) 84,984円
3.HOTEL THE MITSUI KYOTOラグジュアリーコレクション(カテゴリー7) 76,303円
4.ウェスティン都ホテル京都(カテゴリー6) 69,500円
5.HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル(カテゴリー6) 27,104円
6.ザ・プリンス京都宝ヶ池オートグラフコレクション(カテゴリー6) 26,502円
7.モクシー京都二条(カテゴリー5) 12,398円
このように、モクシーに次ぐ安さなので、繁忙期の料金が跳ね上がる時期に泊まるのがお得です。
4.お部屋
スイート以外のお部屋の広さは同じなので階数の違いだけですが、8階建てなので高層階でも眺めはそんなにこだわる程でもないかもしれません。
アップグレードも特に期待はしていませんでした。
フォレストフロア ←予約した部屋
デラックスフロア
クラブフロア(7,8階) ←アップグレードされた部屋
最上階8階のクラブルームにしていただきました。低層階だと木しか見えないかもしれませんが、8階でもこの程度でした(笑)
エレベーターを降りると、シンプルな内廊下。
ドーナツ状なので、ぐるっと一周できます。
お部屋のドアを開けたところ。
入ってすぐの所に大きな姿見と、キーカードなど置けるスペース。
千代紙で折られた折り鶴が飾られていました。
入ってすぐ右のクローゼットにバスローブと、その奥には久しぶりに見たズボンプレッサー!
反対側には消臭スプレー、アイロン、アイロン台、スリッパ、セキュリティーボックス。
ドアを入った左側にはバスルーム。バス・トイレ一体型。浴槽は大きくて、シャワーも付いていました。ランドリーボックスがあるのはなにげ便利。
バスタブの隣りに独立したシャワーブースもありました。
トイレの正面が洗面台、それも全面一面の大きな鏡!洗面台は広々しているのに洗面ボウルは1つ、足元にはふわふわのバスマット。
フェイス&ハンドソープ、固形石鹸
歯ブラシ、櫛、カミソリ、綿棒、ヘアゴム、Margaret Josefinの女性用スキンケアセットや、バスソルト、ボディタオル、イギリスMiller HarrisのTea Toniqueシャンプー、コンディショナー、シャワーウォッシュ、ボディローション。
洗面台下にはスツール、中に使ったタオルを入れられます。体重計も。
ティッシュ、引き出しにはPanasonicのヘアドライヤー。
お部屋はゆったり目。窓は大きくて気持ちよいです。ベッドマットレスはSealy共同開発のオリジナル。落ち着いた内装で、窓際に小さなテーブルと一人掛けソファが2つ。
ベッドサイドテーブルにはランプ、デジタル時計、電話、こちら側はコンセント。
反対側のサイドテーブルはUSBポートでした。
ベッド向かい側に壁かけTV、ワークデスクとチェア、
加湿空気清浄機も設置されていました。
片側拡大鏡の鏡、ジュエリーボックス、引き出しにはパジャマ。
パジャマは上下セパレートタイプ!
ワークデスク隣りに茶器、KEURIGのコーヒーマシンとカプセル。
下にはアイスペール、
その横はミニ冷蔵庫。中は有料です。
T-falの電気ポット、引き出しにはカバーがかけられていて、
カバーの下にはカップやグラス、ティーバッグは無料、スナックやアルコール類は有料です。
シンプルながら広々として快適に過ごせる空間でした。
京都のマリオット系ホテルでクラブラウンジがあるのウェスティン(詳細はこちら)とここザ・プリンスだけですが、こちらは周辺に飲食店などもほとんどないのでフットワークが軽く、京都観光の利便性をあまり重視しない方におススメします。
次はクラブラウンジの様子をアップします。