旅行大好きMegです。
2020年10月にオープンしたばかりの日本初のエディションブランド、東京エディション虎ノ門ホテル。カテゴリー8ながら個性的なホテルで気になっていたのですが、2021年9月にやっと泊まる事ができました。
マリオットの最高カテゴリーに属するホテルという事で、その高い期待値から満足度を維持するのも大変だろうな~と思います。好みの分かれる個性的な高級ホテル、オープン1年を前に宿泊して感じた良い点、惜しい点を含めてお伝えしたいと思います。
1.アクセス
日比谷線「神谷町」駅から地下道を通ってほぼ直結ですが、改札を出てからホテルの入口まで徒歩5分位かかりました。
行きは虎ノ門ヒルズに用事があったので、虎ノ門ヒルズから歩きましたが、のんびり歩いていたので10分位かかりました。
外から歩いて来るとホテルの入口はとてもわかりにくいのですが、神谷町駅から地下道で来ればエスカレーターを上がって真正面がホテル入口です。
壁面右側に小さく、それも見ずら色合い(黒にグレー)でEDITIONと書かれているだけで、虎ノ門方面から歩いてくると見えずに最初見逃してしまいました。
2.ロビー
ホテル入口にはスタッフがいて、31階のロビーへ案内してくれます。31階でエレベーターを降りると、うっそうとしたジャングルのようなグリーンが見えて、何じゃここは?!になります(笑)
レインフォレストカフェかと見間違うばかりの生い茂るグリーンのロビーは初めて!グリーンは好きですしユニークですが、いくら何でも多すぎないか?!って思うほど見通しがほぼきかず、せっかくの東京タワーも奥のレストラン(The Blue Room)まで行かないと見えません(苦笑)ちょっと勿体ないな~と思ったのは私だけ?
3.プラチナ特典とアップグレード
東京エディション虎ノ門ホテルはアップグレードが厳しい(せいぜい1ランク)という口コミが多かったので、あまり期待していませんでしたが、予想通り、1番安いデラックルームの予約でデラックス東京タワービューの1ランクのみのアップグレードでした。でも、タワービューにしていただけて嬉しかったです♪
チェックイン前にマリオットアプリのチャットでリクエストを入れた際、私はプラチナ会員なのですが何故かわざわざ「ゴールド会員様」と間違えられました。定型文で返信されたのかもしれませんが、最上級カテゴリーホテルなのにちゃんと確認してないのかな?と思ってしまいました。
主なプラチナ特典は下記の通りです。
・ウェルカムギフト:1,000ポイント
→これは他ホテルのように選択制ではなく、プラチナ会員以上でも朝食は無料で付かないので注意が必要です。朝食を楽しみたい方は、朝食付プランで予約しましょう。
・客室のアップグレード(スイートは除く)
・レストラン&バー割引特典:20%ディスカウント
→The Blue Room & Lobby Bar、朝食は対象外なので、これも注意が必要。
・お子様向け特典:12歳以下の最大2名がThe Blue Roomでの朝食無料
→会員が朝食を購入した場合に限る
フィットネスジムは24時間オープンですが、プールは時短営業8:00-20:00で予約制で1時間の利用制限がありました。水着やフィットネスウェアは有料レンタルもあります。
4.ベストレート保証
今回、ベストレート保証申請が承認され、お得に宿泊する事ができました。
見つけるコツは、一番安いお部屋ではなく、少し高いお部屋を比較したり、食事付などのプランで比較すると見つけられたりします。今回も室料のみだと見つからなかったのですが、朝食・夕食付プランで公式サイトより安い料金を楽天トラベルで見つけて申請したところ、無事承認されました!安い方の料金から25%割引され、2食付でも室料のみ位の料金になり、とてもお得に宿泊できました。
予約して24時間以上たってから安い料金を見つけたら、公式サイトの予約を取り直して(キャンセル無料の場合)、ベストレート保証申請してみるとよいと思います。
また、ベストレート保証は、同じホテル・プランの連続した予約には申請できません。今回、後から予定を1泊追加したので申請してみたところ、前述のような回答があり追加予約分の申請は却下されました。
5.お部屋へ
フロントからエレベーターへ向かう通路は、チェックイン時はあまり気にならなかったのですが、朝食に降りた時はガンガンにBGMがかかっていて、家族と話ができない位の大音量でした。
エレベーターを降りてお部屋へ向かう廊下は明るくて白くてカーペットもグレーの無地でシンプル。私はちょっと無機質でカテゴリー8のラグジュアリーホテルというより、高級なビジネスホテルのように感じてしまいましたが、同行の家族はシンプルですっきりしていて気に入っていたので、好みの問題ですね。
今回34階の端のお部屋でエレベーターから一番遠く、かなり距離があってちょっと大変でした。忘れ物しても取りに戻りたくない位(苦笑)。因みに、コの字の下側が東京タワーが見えるお部屋になります。
6.デラックスキングタワービュー
一番小さめの42㎡のデラックスルームですが、十分な広さがあります。内装もシンプル。
東京タワーは窓から左の方に大きく見えました。東京タワービューのお部屋なのに、ベッドに横になると東京タワーは見えません。せっかくなのだから、ベッドを反対側(TV側)に配置してくれれば横になっていても東京タワーが見えて嬉しいのになぁ・・・(残念)。
枕はとっても柔らかくて深く沈み込むタイプで好みでした!ただ、2個とも柔らかいので、もたれかかってTVを見ようとすると体が沈み込んでしまってちょっと不便だったので、1つはもっと固いと良かったです。ベッドと窓の間にはソファ、丸テーブル、スツール。
テーブルにはウェルカムスイーツがありました。柚子のスイーツでとっても美味しかったです。欲しいと思ってホテルで売っていないのか聞いたのですが、ないとの事で残念。
ベッドの向かい側には長いカウンターテーブル、イス、大型TV。
ベッドのサイドテーブルに、Bang & Olufsenの3万円位するBeosoundスピーカー。BOSE等のスピーカーが多い中で、おっと思わせるチョイスですね。
因みに、今まで泊まったマリオット系ホテルでBang & Olufsenのスピーカーがあったのは、ベネチアのグリッティパレス(記事はこちら)。それも更に高級なやつでした(なんと10万円以上する代物!)。
加湿空気清浄機。リクエストしたので、デフォルトで設置されていたのかどうかは不明。
夜景がこれまたとても素敵でした!東京タワーは20時消灯の時期もあったそうですが、24時までライトアップされていて眺めを満喫できました♪
7.クローゼット、ウエットバー
お部屋の照明はとても明るくて良かったのですが、全照明のマスタースイッチが何故かベッドサイドではなく入口にしかなくて、入口で消すと真っ暗でベッドに戻るのも恐る恐るで不便でした。マスタースイッチはベッドサイドに欲しかったです。
入口を入ってすぐのクローゼットには、とても肌触りが良く珍しいフード付バスローブ、スリッパ、カサ、ブラシ、
バスローブはこんな感じ。ベルト通し、ポケットがあるのは嬉しいですね!
購入もできます。17,600円也(高い・・・)。
長傘2本、靴ベラ、ブラシは片側がエチケットブラシになっていました。
しっかりした作りの傘も購入できます。5,500円也。
上の棚にPanasonicのアイロンもありました。
チェストにはスタイリッシュな黒の浴衣。
着るとこんな感じ。モノトーンでシックでオシャレ。
私は寝る時は浴衣ではなくてパジャマがよい人なので、貸し出しがあるか聞いてみたらありました!それも上下セパレートタイプ。MサイズとLサイズがあるので、リクエストされる際はサイズも伝えた方が良いかもしれません。
ウエットバーは上下に扉があって、閉めれば木目調の家具という感じになります。
上段にはミニ冷蔵庫。ぎっしり入ってます(中は有料)。ちょっと高さがあるので、小柄な方は取りにくいかも(滅多に取らないか(笑))。
中段には、ネスプレッソマシーン、無料の水4本、重い鉄器の急須と湯呑、奥のアルコールは有料。ターンダウンサービス停止中だったので、お水が最初から2本余分に置いてあったのかもしれません。
お茶は可愛いボックスに入っているSAYURIの緑茶とほうじ茶。とっても美味しかったです!ティーバッグは下の引き出しの中にあって、Harney & Sonsのオーガニックイングリッシュブレックファスト、アールグレイ、ミントバーベナ、ラズベリーハーブティー。
ネスプレッソカプセルは6個。
下段の引き出しには、有料スナック類と電気ケトル。
電気ケトルは予想外に普通のdretec(ドリテック)。
一番下の段にはセキュリティーボックスがありました。
8.バスルーム
洗面台は長~いのにシングルシンク。絶対ダブルにできるでしょっていう位広かったです。鏡は天井までの縦長。
洗面台には石鹸とル・ラボのボディローション。
このローションやバスルームのシャンプー・コンディショナー・シャワージェルなどのル・ラボアメニティを持ち帰るとボトル1本につき8,000円請求されてしまうので、気に入った場合はshopedition.comやホテルのスパで購入できますよ~。
洗面台の下にティッシュ、アメニティボックス、ヘアドライヤー、タオル、体重計、そしてグラスがここにあったのにはかなりビックリ。
ドライヤーはお高いHolistic Curesでした。
アメニティボックスには、個包装されたアメニティ。拡大鏡もありました。
サニタリーバッグ、カミソリ、シェービングフォーム、シューミット、歯ブラシ2本、くし、バニティキットが入っていました。今回、家族で行ったからよいものの、家族以外と泊まるのであれば、(高級ホテルなので)くしやバニティキットは2つずつ欲しいですね。できればくしもコームではなくてブラシが欲しかったなぁ(我儘)。
歯ブラシは竹製で、歯ブラシの毛がバサバサでちょっと使いにくかったです。
洗面台の向かい側にトイレ。すりガラスだけどこのふわっとした開閉のドアも、一緒に泊まる相手によってはちょっと気を遣うかも(笑)
トイレの隣りはバスルーム。レインシャワーもあります。
実はこのバスタブが曲者で、浴槽の高さは普通にあるのに中が浅くて、またいだ高さ分深さがあると思って足を入れると、めちゃくちゃ浅くてドン!と足をついてしまいます。お湯を入れても体が出ちゃうし、謎な構造。これなぜもっと深さがないんだろ?バスソルトが置いてありましたが、浅くてゆっくりつかる気分にはならんわ~。
バスルームの印象は「非常に普通」、高級ホテルのバスルームという感じが全くなかったです。シャワーは可動式。このシャワーの水を出す調節ハンドル?がまた曲者で、凹凸が全くなくつるっとしているので、シャンプーした手で回そうと思うと滑って全く回せませんでした。凹凸って重要なんだ~。
ル・ラボのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル。これもローション同様、持ち帰るとボトル1本8,000円です。せっかくのオリジナルアメニティなのだから、トラベルサイズの小さいボトルにしてくれたら持ち帰れて嬉しいのになぁ~。良い香りですが、好みは分かれそう。残念ながら、私には父の愛用していたコロンの香りにしか思えず・・・(汗)同じユニセックスの香りでも、私的にはメズム東京のバルクオムのTHE BLENDの方が断然好みです~。
という感じで、んんん??な所もありましたが、シンプルな所と個性的な所が混在する高級ホテルで、快適に過ごせました!
次はThe Blue Roomでの夕食と朝食の様子をアップします。