陸マイラー母の旅日記

SFC修行(2016年解脱!)からJGC修行(2017年解脱)を決意、絶景や美味しいもの大好きな働く陸マイラー母の旅行ブログ

ベトナム経由で第三国への乗り継ぎは要注意!

time 2020/01/17

旅行大好きMegです。

2019年クリスマスにかけて、東京からベトナム往復、そしてベトナムからカンボジア、マレーシアに行ってきました。

日本からベトナム、ベトナムから第三国まで全てキャリアのみ、或いは全て同じLCCのみの方は問題ないのですが、今回私はキャリアとLCCを組み合わせて個人手配したのですが、このような方は要注意です!!自分の調査不足のため、危うくベトナムから帰国できなくなる所でした。

注意点が色々あったので、同じようなミスをする方が出ない事を願い、備忘のためブログに残しておきます。

1.旅程

①1:30 羽田発 5:50 ホーチミン着 JAL ホーチミン滞在
②8:25 ホーチミン発 9:35 シェムリアップ着 カンボジアアンコール航空 シェムリアップ滞在
③8:30 シェムリアップ発 11:45 クアラルンプール着 エアアジア (乗り継ぎ)
③14:05 クアラルンプール発 16:40 コタキナバル着 マレーシア航空 コタキナバル滞在
④13:55 コタキナバル発 16:25 クアラルンプール発 エアアジア (乗り継ぎ)
④18:45 クアラルンプール発 19:45 ホーチミン着 エアアジア (乗り継ぎ)
④23:50 ホーチミン発 翌6:55 羽田着 JAL

全て個人手配しました。
この旅程を見た時点で「これは危険かも?!」と思ったあなたは相当な東南アジア旅行の達人!!
私は何の疑問も持たず、安いフライトを駆使し、安心していました。

2.ビザ全般

旅慣れている人もうっかりし易いビザ問題。日本は世界一ビザ免除で海外諸国に入国できる国なので、うっかりしがち(いやいや、ちゃんと確認しなさいよ、って話ですが・・・)。

アメリカのESTAは有名でこれを取り忘れるケースはほぼ無いと思いますが、ESTAの期限切れがコワイですね。
カナダは以前は不要でしたが、2016年3月より空路で入国する場合はETAが必要になりました。
オーストラリアも忘れそうな国ですが、ETAS取得が必要です。私は以前留学ビザでオーストラリアに滞在していましたが、その後当時の友人達を訪ねるために10年振りに渡豪した子どもが、うっかりETAS取得しておらず(私も失念していた)、出発空港のカウンターで指摘され、その場で取得したという事件がありました。ま、オーストラリアのETASは即時承認だから良かったですが、通常即時承認はされないので、本当に危なかったです。

3.カンボジアのビザ

今回の渡航先では、カンボジアが要ビザ国。ただ、カンボジアは到着時空港でもビザ取得できるので、前もって取得するのを忘れてしまっても問題はありません。それも到着空港でのビザ取得が一番安いです。混んでいると時間がかかるというのが難点ですが、特に急いでいなければ到着時のアライバルビザ取得で対応可能です。
私はカンボジアでの滞在時間が短かったので、時間短縮のためe-visaを取得しておきました。e-visaは申請から承認まで約3日かかるので、渡航直前に気づいてしまった方は大人しく到着時にアライバルビザを取得しましょう。e-visaはシステム手数料$6が余計にかかりますが、そのお陰で到着時に大勢がビザ申請に並ぶのを横目に私は入国審査もするっと完了できました。

4.ベトナムでの国際線トランジットの罠

今回気づかず危険だったのがベトナムのビザ!
「前回のベトナム出国日から30日以内に再入国する場合はビザが必要」
ほとんどの方が前回訪問時を確認されるかと思います。確かに私も日本出発時にJALカウンターで聞かれましたが、前回8月だったので4ヶ月経っているから問題ありません。なのに、危うく帰国できない羽目になるところでした。本当にトリッキーで、個人手配される方は要注意です。

帰国時のホーチミンはトランジット(乗り継ぎ)なので、「入国する」必要はないと勝手に思っていました。ターミナルも同じだし。
帰国日は、まずコタキナバル発のエアアジアが20分遅延。ま、エアアジア同士で荷物もホーチミンまでスルーだから大丈夫だろうと心配していなかったのですが、何とTrip.comからメールが来て、ホーチミン行きのエアアジア便出発が65分遅れると。
乗り継ぎが心配でネットで調べていて初めて、LCC(エアアジア)とキャリア(JAL)だから荷物はスルーで預けられない=ホーチミンで荷物をピックアップする=入国する=ビザ必要、と出て来るのに衝撃を受けました。
さぁ~~~~っと血の気が引きましたよ。乗り継ぎ時間もさることながら、ビザはマズイ。
必死でネットで調べまくりました(便利な世の中になってて良かった)。
やはり私と同じような方を何人か見つけ、何とかホーチミン空港JALスタッフに助けられて事なきを得た、という書き込みを見ました。
帰国便がJAL(というか日系)で良かったとつくづく思いました。きっと何とか助けてくれるのではないか、もうそう信じるしかない。クアラルンプールからホーチミンのJALに電話したのですが、電話口では決まりきった事(荷物を搭乗者に代わって受け取ることはできない)しか言わない(言えない)ので、ホーチミンの乗り継ぎカウンターでの相談に賭ける事にしました。とりあえず、乗り継ぎの便名を知らせて、予定よりかなり遅れそうだという事も伝えてもらえるようお願いしました。
今回の事でよくわかりましたが、電話しても無駄。現場で掛け合った方がよいです。

結局ホーチミン行きのエアアジアは2時間遅れました!!エアアジア利用でクアラルンプール空港でのラウンジ利用権がなかったので、プライオリティパスを使ってプラザプレミアムラウンジで時間を潰しました。少し腹ごなしできて、携帯充電もできて、ソファに座ってゆっくりできて助かりました。

到着も2時間遅れ、入国ゲートすぐ手前にある乗り継ぎカウンターへダッシュ。
“I have a problem with my checked luggage! I need Japan Airline staff’s help!”と訴えたら、右端のカウンターにいるスタッフの所に行けと言われたので移動。JALのスタッフではなかったけれど、状況を説明したら、私と同じような方がいるんでしょうね、まったくもう~という感じの深~いため息と舌打ちまじりの対応でしたが、こちらの落ち度なのでひたすら祈りながら大人しく待ちました。パスポートの写真のページ、ベトナムの出入国スタンプのページ、搭乗券と荷物のクレームタグ、JALの予約確認書の写真を撮り、この女性スタッフは呆れたような不機嫌そうな表情で何も話さず、最初に声をかけたスタッフの方に行くようにとだけ言いました。移動した先のスタッフはとてもにこやかな優しい青年で、てきぱきと搭乗券、荷物のタグなどの手続きをしてくれました。大丈夫なのかどうなのかも何も言われなかったので、荷物も搭乗も大丈夫か聞いたら、笑顔で大丈夫、問題ない、お待たせしてすみませんとまで言われ恐縮してしまいました。
スタッフが私の荷物をエアアジアから引き取り、タグを付け替えてJALに乗せ、私は搭乗券を発券してもらい乗り継ぎゲートから出国手続きをすれば良いと言われて本当にホッとしました。ありがとうございます~~~!!!ベトナムのe-visaは3日で取得できるので、もっと早い時点で気づいていればe-visa取得したのですが、なにせこの事実を知ったのが帰国当日。こんな初歩的なミスをしてしまった自分の不甲斐なさに愕然としつつ、空港スタッフの方々のお陰で事なきを得、本当に感謝です。

しっかし、この妙なルールのお陰で、相当数の方がトラブルにあっているようです(自分の確認ミスではありますがわかりにくい・・・)。さすがにこの変なルールはクレームも多かったそうで撤廃が決まり2020年7月から施行されるようですので、来年7月以降にベトナムに行かれる方はこのような心配はなくなりますが、それまではまだまだ要注意です。

下記の全てに当てはまるケースは要注意!

1.ベトナム発着で第三国へ行く
2.LCCとキャリアを乗り継ぐ
3.預け荷物がある

このような方は、ベトナムのビザを取得しましょう。
ベトナムは入国審査が厳しくて、入国審査の際、ベトナム出国便のe-ticketを提示する必要がありますので、帰国便はオープンにしないのも鉄則です。
ベトナム経由で第三国へ行かれる方は、私のようにうっかりしていて青ざめることのないよう、しっかり確認して楽しい旅にして下さいね!

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旅行大好きMegです

子育てももうじき卒業、「非日常」の旅行はボケ防止にも良いというドクターの言葉を真に受け、旅行三昧の余生(!?)を送るべく社会人してます。 母だって主婦だって旅に出たい!”お得にちょっと贅沢な旅”がモットーです。素敵な非日常を楽しむ方が一人でも増えたらいいな~と思っています♪ あなたも旅に出てみませんか? [詳細]

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